A girl bumps into somebody in the morning. Today, on my way to my workplace, I saw a girl eating bread, while riding her bicycle. Seeing this scene, I developed a question: Can humor, jokes, or parody in one culture be understood by people…
こういう寿司は…食いたくないよね。 「せとうち寿司」シリーズも今回で4話目になる。 すし職人は世の中にたくさんいる。また、寿司は日本人の生活に密着している。 そうでありながら、すし業界の外にいる人間にはほとんど、すし業界の内情はわかっていない。…
Hi, Mr. Bach! Have you enjoyed your stay in Japan? I believe you came to Japan at the end of July and stayed here for 3-4 weeks, right? I’ve heard that you have stayed at the Hotel Okura, one of the most prestigious hotels in Japan. I’ve a…
このギャグ、日本人以外にわかるかな? やあ。バッハ君。 日本旅行は楽しかったかい? 東京の高級ホテルに泊まっていたらしいね。ホテルオークラっていう高級ホテルの、おまけに最高級スイートルームに泊まっていたらしいね。 値段は一泊250万円らしいね。 …
経済力が勝つのは、歴史の必然ですね この間は日本の「すし学校」の大方の歴史と、それに伴って生じた格差について説明した。まずは大まかにおさらいしようか。東京には「本郷すし学校」、大阪には「ナニワすし学校」のように、大都市には古くからすし学校が…
本郷すし学校 人間が3人集まると派閥ができる、とよく言うよね。 会社や銀行を舞台にした小説や漫画なんかでも、必ず派閥争いの話が出てくる。 最近もハンザワ何とかとかいう、銀行員が主人公のドラマが大ヒットしたよな。 あたしも、ツケで寿司を食おうとす…
タコの文化について研究しました 「黒パン俘虜記」という小説を、ぼくが英語に訳した話は前にこのブログで書いた。 面白いけれども国際的にはあまり知られていないこの小説を、他の国の人にぜひとも知ってもらおうと思ったのである。 この小説に興味をもって…
Human life is very complicated: apparently fortunate things might turn out to be misfortunes, and vice versa, seemingly unfortunate things might turn out to be fortunate things. A Chinese story—“Mr. Sai’s Horse”—exemplifies this truth very…
文字のフォントは大切ですね 休日とはいいものだ。 ウィークデーは誰しも忙しい。 学生なら学校へ行かなくてはいけないし、勤め人なら会社に行く。 働いてばかりいては体に悪い。 だから土日には、ゆっくりと心と体を休めるべきである。 特に休日の昼に悠然…
いらっしゃい。 いきなり「いらっしゃい」と言われても困るかもしれないね。 だけど「ようこそ」っていうのもなんか気取ってるし、なんにも言わないのは失礼だ。 あたしは職人だから「いらっしゃい」くらいがちょうどいいと思うんだ。 まず自己紹介からしな…
食糧分配の図 先ごろ、ギリシャの友人から、「小説の残りの半分を送ってください」というメッセージが届いた。 このメッセージを貰ってぼくは、とてもとても嬉しかった。 ぼくの本業は外科医なので、新しい手術のやり方を考え付くことが時々ある。 思いつい…
ぼくは国立の大学に務めている。 国立大学の教官は、昔はホンマもんの公務員だったらしいが、現在では「みなしコームイン」なるものになっている。 平成時代には日本国の財政が昭和ほど豊かではなくなって、国立大学も「独立行政法人」というものになった。…
ぼくは山口で生まれ、東京で修学し、卒業後は東京以外に青森・静岡・栃木・群馬などを転々とした。 そして40代の後半に高松に住むようになり、今年で7年になる。 人間はさまざまな理由で、住む場所を換える。 運命というものは予測がつかないから、これは仕…
この人ならば前頭くらいは行くかも? 最近、花田家が世間の耳目を集めています。花田家というのは元横綱・貴乃花の花田光司氏と、その元奥さんで元アナウンサーの河野景子さん、ならびに彼らのご子息である花田優一君のことです。 花田優一君とそのお父さん…
楽しそうですよね 先日、「あばら」の形で悩んでいる少年の手術をした。ぼくは今、香川県の病院で働いているが、ぼくのもとを訪れる患者さんは、関東や関西、九州など遠隔地の方が80%を占めている。残りの20%が岡山や四国の方だ。 その少年は香川県に住ん…
二人の関係は本文を読めばわかります 大学に勤めていると、ときどき入試の監督をやらされる。試験会場に問題を持ってゆき、受験生に配る。試験中は受験者がつつがなく試験に集中できるかに気を配り、時間が来たら答案を集めて試験本部に持ってゆく。 ぼくは…
注:図と本文に直接の関係はないです(間接にはあるけど) 利殖や投資の話ではないことをあらかじめお断りしておく。 ぼくの研究室に今、中国から来ている留学生がいる。Gさんという20代半ばの女性である。 ぼくの大学院では、研究に関する会話は、基本的…
店の名は「常連」 8月最後の週末に、高知県の四万十市に旅行した。 夜、どこの店に飲みに行こうかと思案している最中、とても面白い(というかchallengingな)店名の店を見つけた。 「常連」という名の店である。あまりに面白い経験なので、Facebookのタイム…
うなぎやのオッサン 以前、香川の田んぼのど真ん中にある、掘っ立て小屋風のウナギ屋についてブログを書いた(https://nagasao.hatenablog.com/entry/2019/07/21/152346)。 このウナギ屋は6月の下旬から8月の中旬までしかやっていない、幻のウナギ屋だ。 ウ…
“Nepotism”-Based Promotion System Is A Sort of Tariff. In the last piece, I introduced a situation that happened at a private medical school: A splendid person considered application for the chair position but didn’t run for the selection …
This is JAPAN. Recently, one of my friends asked my opinion about his possible entry into the race to be chairperson at a certain private medical college in Tokyo. The chairperson of a certain clinical department was going to retire, and t…
こういう経路をたどりました ぼくの勤めている病院は、高松市から電車で20分ほど離れた場所にある。 新宿や池袋のようなかなり大きな街とて、そこから電車で20分も乗れば、それなりに田舎になる。 いわんや高松においてをや、である。 つまり、ぼくの勤務地…
風格あります ぼくがある日、外来診察をしていたときのこと。 ふと見ると診察室の窓のわきに、ビニールで包装したコッペパンがおいてあった。 患者さんが忘れていったものだろうかと思って手に取ってみると、ただのコッペパンではなく「あずきバターパン」と…
人工知能に淘汰……される? 以前ある人から、バレーボールでセッターをやる人は、ある程度テキトーな性格でないと務まらないという話を聞いたことがあります。セッターはスパイクをするアタッカーにボールを上げる役目ですが、通常は2人いるアタッカーのいず…
廃車になっても鉄としての価値はある たとえば200円でくじを買うとします。くじには2つのタイプがあります。一つのタイプは当たる確率が10パーセントで、賞金は1000円です。もうひとつのタイプは当たる確率は1パーセントで、賞金は10000円とします。この際に…
いろいろ話題になりますね 10月に2019年のノーベル化学賞が発表され、吉野彰さんが受賞されました。吉野さんもそうですが、日本人のノーベル賞受賞者はたいていが京都大学のご出身です。日本人がノーベル賞を獲るといつも、「なぜ京大出身者や東北大出身者は…
あなたの仕事も、大変ですね~ 最近は学会や出張が多く、ほとんど毎週のように飛行機に乗っている。このブログも空港で書いている。仙台で学会があるので、まず飛行機に乗るのである。地方から地方への移動は飛行機なり新幹線の乗り継ぎがあり、待ち時間が多…
先人の知恵 ぼくは知る人ぞ知る中国文化オタクで、とりわけ中国語という言語にはかなり興味を持っています。そのひとつの大きな理由は、中国では数多くの人生の叡智が、成語という形でコンパクトにまとめ上げているからです。 われわれは生きていく上で、さ…
ランニングコース 今年(2019年)の8月で東京から香川に移り住んで丸5年になります。住めば都とはよく言ったもので、慣れないうちにはやはり、地方暮らしの寂寞感を感じていたものの、現在では香川という土地を心から気に入っています。 と言うと、「齢をと…
サーカスは楽しいが… 今年も、大学卒業後2年間の初期研修を終えた若い医師たちが、専門分野の研修先を選ぶ季節がやってきました。 医学分野以外の方のためにこの意味を簡単に説明します。現在の医学教育システムにおいては、医学生が医学部を卒業して2年間は…