2020-01-01から1年間の記事一覧

ある名(迷?)案

二人の関係は本文を読めばわかります 大学に勤めていると、ときどき入試の監督をやらされる。試験会場に問題を持ってゆき、受験生に配る。試験中は受験者がつつがなく試験に集中できるかに気を配り、時間が来たら答案を集めて試験本部に持ってゆく。 ぼくは…

お金がなくて、困ったら

注:図と本文に直接の関係はないです(間接にはあるけど) 利殖や投資の話ではないことをあらかじめお断りしておく。 ぼくの研究室に今、中国から来ている留学生がいる。Gさんという20代半ばの女性である。 ぼくの大学院では、研究に関する会話は、基本的…

「常連」事件、事始末(じょうれんじけん、ことしまつ)

店の名は「常連」 8月最後の週末に、高知県の四万十市に旅行した。 夜、どこの店に飲みに行こうかと思案している最中、とても面白い(というかchallengingな)店名の店を見つけた。 「常連」という名の店である。あまりに面白い経験なので、Facebookのタイム…

香川のゴッドファーザーにはハンザワナオキなんか関係ねーぜ

うなぎやのオッサン 以前、香川の田んぼのど真ん中にある、掘っ立て小屋風のウナギ屋についてブログを書いた(https://nagasao.hatenablog.com/entry/2019/07/21/152346)。 このウナギ屋は6月の下旬から8月の中旬までしかやっていない、幻のウナギ屋だ。 ウ…

Elites Go Home! (Part 2)

“Nepotism”-Based Promotion System Is A Sort of Tariff. In the last piece, I introduced a situation that happened at a private medical school: A splendid person considered application for the chair position but didn’t run for the selection …

Elites Go Home!

This is JAPAN. Recently, one of my friends asked my opinion about his possible entry into the race to be chairperson at a certain private medical college in Tokyo. The chairperson of a certain clinical department was going to retire, and t…

ドジカメたちよ、聞きなさい

こういう経路をたどりました ぼくの勤めている病院は、高松市から電車で20分ほど離れた場所にある。 新宿や池袋のようなかなり大きな街とて、そこから電車で20分も乗れば、それなりに田舎になる。 いわんや高松においてをや、である。 つまり、ぼくの勤務地…

先生、ホント刑務所お好きですねー

風格あります ぼくがある日、外来診察をしていたときのこと。 ふと見ると診察室の窓のわきに、ビニールで包装したコッペパンがおいてあった。 患者さんが忘れていったものだろうかと思って手に取ってみると、ただのコッペパンではなく「あずきバターパン」と…

外国語の難しさ

人工知能に淘汰……される? 以前ある人から、バレーボールでセッターをやる人は、ある程度テキトーな性格でないと務まらないという話を聞いたことがあります。セッターはスパイクをするアタッカーにボールを上げる役目ですが、通常は2人いるアタッカーのいず…

つぶし効きますか?

廃車になっても鉄としての価値はある たとえば200円でくじを買うとします。くじには2つのタイプがあります。一つのタイプは当たる確率が10パーセントで、賞金は1000円です。もうひとつのタイプは当たる確率は1パーセントで、賞金は10000円とします。この際に…